がんにかかったら治療費、入院費はいったいいくらかかるの?

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がん保険を検討しています。がんになったらいったいいくらかかるのでしょうか?

がん保険をご検討されている40代の方からご質問を受けました。

がんは、治療費、入院費がいったいいくらくらいかかるのか、よくわからないといった方が大半なのではないでしょうか。

そこで、がん保険を取り扱っている私がお答えするよりも実際にがんになった方の話をお聞きになったほうが、信ぴょう性が高いと思いますので、そちらを記載していこうと思います。

実は、たまたまyoutubeを見ていたら、がんになった方が善意で治療費を報告している動画がありました。

そちらをご紹介していきたいと思います。

大腸がん、すい臓がんでの入院・手術の場合

健康保険の改革後、通常の入院期間は短くなってきています。

当然、がんの治療も短くなっているというのが現状です。

がんの場合、入院、手術後に必ずと言っていいほど、抗がん剤や化学療法等の治療通院が加わります。

1回目の動画は、入院、手術における治療費をご紹介しています。

2回目の動画は、抗がん剤治療についての治療費をご紹介。

3回目の動画は、自由診療の場合の治療費のご紹介です。

それでは1回目の「入院・手術」における治療費をご紹介していきます。

ニーナヒデヒコ氏のyoutubeチャンネルを掲載させていただきました。

入院した場合、入院、手術、治療費は健康保険適用になり、高額療養費制度が使えます。

ただし、差額ベッド代や食事代等は、全額自己負担となります。

病院の請求は、月末締めで1か月ごとに請求されます。

健康保険適用の治療の場合、3割負担で、所得にもよりますが、一般的に大体10万円を超える自己負担分は差額分が高額療養費制度で還付されます。

簡単に言うと、月10万円以上はかからないと言うことです。

ここで注意しなくてはいけないことは、差額ベット代は全額自己負担なので個室に入った場合は、丸々お金がかかります。

大抵は、短期入院の場合が多いのですが、ステージ4にもなると長期入院が考えられます。

抗がん剤治療や化学療法による治療費

2回目は抗がん剤治療、化学療法について見ていきましょう。


がんサバイバーあきピヨさんのyoutubeチャンネルより

がんの入院をすると、入院、手術の他に抗がん剤治療や化学療法等がかかります。

今は、抗がん剤治療や化学療法、ホルモン療法など、退院後の通院時にされるケースも多々あります。

また、治療のための短期入院もあります。

この動画のように、高額療養費は使えども、限度額適用認定証を申請していない場合ですと、最初に病院から請求された金額を払い、後から高額療養費制度を申請するため、高額療養費申請した金額は申請後3か月たって支払われます。

なので、かかる費用が心配な方は、初めから限度額適用認定証を申請することをおすすめします。

>>限度額適用認定証については、ご自身が加入している健保組合に直接ご連絡ください。

抗がん剤治療などは、半年から1年、中には1年半以上かかる方もいらっしゃいます。

1回の抗がん剤治療は高額です。高額療養費制度が使えても、毎月10万円ほどの出費は月が重なるほど負担ですね。その間仕事もできないということを考えると、やはりがん保険の抗がん剤治療の保障がついているものに入っていると安心です。

がん保険なんていらないよと言う方もいらっしゃいますが、現実、がんになった人の話を聞きますと、やはり必要な気がします。

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